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病院の安定した運営には、空調や非常用発電機などを支える「設備用基礎」が欠かせません。本記事では、病院における設備用基礎の役割や実際の施工事例、設置時の注意点を解説します。

病院の設備用基礎の事例

病院屋上に太陽光パネルを設置

オフィスビルの基礎施工事例2
引用元:ベルテック公式サイト
(https://vertec.biz/works.html)

病院の屋上に、太陽光パネルを設置するための架台と設備用基礎を施工した事例です。屋上には既存の配管なども設置されているため、周辺設備との位置関係に配慮しながら、太陽光パネルを支持する基礎が設けられています。

※参照元:ベルテック公式サイト(https://vertec.biz/works.html)

屋上への太陽光パネル設置において注意すべきなのが、既存の防水層を傷めずに架台を固定することです。漏水トラブルを防ぐためにも、屋上の条件に合わせて防水層を保護できる工法や、設備重量をしっかり支えられる専用の基礎を選定しましょう。

太陽光パネルの基礎工事について確認する

病院に設備用基礎を導入・施工する際の注意点

振動・騒音対策による患者様への配慮

病院内で基礎工事を実施するにあたり、気を配りたいのが振動や騒音への対策です。療養中の患者様にとって、工事に伴う音や揺れが負担となる場合があるため、重機を使用した掘削や打撃を伴う作業をできるだけ減らす工夫が求められます。具体的には、あらかじめ工場で製造されたプレキャスト基礎や鋼製架台など、現場でのコンクリート打設を必要としない工法や製品を採用することで、作業工程を減らせる場合があります。また、施工時間帯を慎重に調整し、医療行為への影響を抑える計画を立てることも大切です。

衛生環境を維持するための粉じん飛散防止

医療機関という性質上、院内外における清潔な環境を保つことは重要です。既存コンクリートのはつりや切断、穿孔などに伴って粉じんが発生する可能性があり、工事区域から粉じんが院内に流入し、空調や換気設備を介して拡散するリスクも考えられます。特に手術室など感染管理が求められる区域では、工事による粉じんの流入を防ぐため、適切な養生や換気への配慮が欠かせません。対策として、防塵シートによる区画分けを行うほか、現場作業の少ない基礎製品を選ぶといったアプローチが有効な手段となる場合があります。現場の状況に合わせ、環境への影響を抑えた工法を検討してみてください。

屋上設置時の既存防水層の保護と漏水対策

空調の室外機やキュービクルなどの大型設備を病院の屋上に設置するケースがあります。このときに注意すべきなのが、屋上に施されている防水層の保護です。基礎を固定するためのアンカーボルトが防水層を貫通してしまうと、そこから雨水が侵入し、階下で漏水事故を引き起こすおそれがあります。医療機器の水濡れなどを避けるためにも、設備重量や耐震性、耐風性を踏まえたうえで、状況によっては防水層を傷つけないノンアンカー工法を検討したり、適切な止水処理を施せる基礎部材を選んだりすることがポイントになります。専門業者と打ち合わせを行い、適切な施工方法を見極めましょう。

屋上設備用基礎の種類や施工方法を確認する

稼働中の病院における工期短縮への工夫

診療や入院機能が継続している病院では、長期間にわたる工事が医療スタッフの業務や車両の通行の妨げになる懸念が生じます。駐車場の制限や通路の封鎖といった期間をなるべく短くするためにも、工期短縮に向けた工夫を取り入れることが推奨されます。現場でコンクリートを打設する場合は、所定の養生期間を確保する必要がありますが、工場で製造されたプレキャスト基礎などの製品であれば、条件によっては設置作業を短期間で完了できる場合があります。スピーディーに工事を進め、医療提供体制への影響を抑えるための製品選びが求められます。

設置場所にあった
基礎選びを

屋上・屋外・路上など、設置場所が変われば基礎に求められる条件も変わります。 設置場所に合った基礎を選ぶことが、安全で長持ちする設備づくりの第一歩です。
本サイトでは、湿式・乾式の違いや主要メーカーの特徴を踏まえ、設置環境別におすすめの設備用基礎を分かりやすく紹介します。

まとめ

病院の機械設備を長期的に運用するためには、設置環境や用途に合った設備用基礎の選定が大切です。振動や騒音への配慮をはじめ、粉じん対策や工期短縮を意識して基礎を選ぶことで、患者様や医療スタッフへの影響を抑えやすくなります。災害時などでも設備が機能するよう、建物の構造や設備重量に応じた耐久性・防水性を備えた設備用基礎を導入し、安定した医療環境の維持に繋げましょう。

設置場所別のおすすめ
「設備用基礎メーカー」3選
屋上
太陽光パネル・キュービクル
などの基礎を設置するなら
ベルテック
ベルテック公式HP
引用元:ベルテック公式HP
(https://vertec.biz/)
乾式基礎
(鋼製)
ベルテックの強み
  • 屋根の防水を熟知した設計で、既存防水層との干渉を最小化。外アンカー型・内アンカー型の専用止水処理により改修案件でもメーカー検査合格の際は漏水リスクを低減。「検査防水保証システム」により最大5年間の防水保証がある。
  • 日本建築センターの評定(BCJ認定)を受けた、鋼製基礎「ベルベース」を開発・提供。新築・既築のどちらにも対応し、アンカーボルトで固定するだけと設置が簡単で、最短1日での施工も可能。
室外
空調設備・電設配管
などの基礎を設置するなら
竹原電設
竹原電設公式HP
引用元:竹原電設公式HP
(https://www.takehara-baseman.co.jp/)
乾式基礎
(プレキャスト)
竹原電設の強み
  • 電設・空調現場のニーズに即した供給体制を整え、 用途別に選べる規格品「ベースマン」の豊富なラインナップと在庫対応で短納期に対応。電設資材ルートを通じ、改修・更新工事など各種現場での採用実績がある※2
  • 人力搬入が可能な軽量ブロックで構成され、重機の進入が難しい狭小現場でも容易に設置できる。取り回しが良く、限られたスペースでも効率的な施工を実現。
路上
ガードレール・防護柵
などの基礎を設置するなら
坂内セメント工業所
坂内セメント工業所公式HP
引用元:坂内セメント工業所公式HP
(https://www.bannai-cement.co.jp/)
湿式基礎・
(現場打ち)

乾式基礎
(プレキャスト)
坂内セメント工業所の強み
  • 交差点用・路肩用など多様な製品ラインナップを持ち、直線・曲線・勾配といった現場条件に柔軟に対応。施工現場ごとの制約(地下埋設物・根入不足・騒音規制など)に合わせて基礎を選定できる。
  • プレキャスト連続基礎の技術を自社製品群に展開し、夜間工事や騒音規制下など施工条件の厳しい現場にも対応可能である。 現場打ち・プレキャストの両工法を扱い、現場に適切な基礎方式を提案。
(※1)参照元:ベルテック公式HP(https://vertec.biz/
(※2)参照元:竹原電設公式HP(https://www.takehara-baseman.co.jp/battery/index.html
設置場所別
設備用基礎3選